きっかけ
物事には予兆や前兆がある。
時にささいな事がきっかけになり、重要な事を始めてしまう事もある。
原始的なレベルで言えば空腹だからご飯を食べる。
眠たいから寝る。
行動に至る過程が突発的であればあるほどにフットワークは軽くなり、チャレンジする機会は増え、成功のチャンスは掴みやすくなる。
先日ある職員が利用者さんの家庭の問題を嘆いていた。
自分は頭からうちの事業所以外の事は何もしてあげられないと決めつけ、諭すようにしょうもない正論をぶつけてしまった。
釈然としない態度で現場に戻る彼女を後目に、数年前に自分も同じ様な事をクライアントにぶつけていた頃を思い出していた。
すると徐々に後悔の念に駆られ出し、このままでいいのか?
初心を忘れてこの先本気でやり続けられるのか、、頭の中で数多の感情が交差し、とりあえず夕方もう一度その女性職員と話をし、その利用者さんに対して何をしてあげたいのか問い質した。
ハッキリ名言する事はなく、ただやり場のない無力感を社長に打ち明ける事でどうにかしたかったとの事だったが、彼女の発言が自分の忘れかけていた初心を思い出すキッカケとなった事は確かだった。
新事業の構築に拍車がかかり、新年早々勢いのつくキッカケとなった。
一職員の純粋な優しさを無下にしたくない。
だからやる。
そんな理由で新しい事業を始めるなんてどうかしてる、、。
でもどうかしてなきゃそもそも起業なんてしなかったから自分はまだこのままでもいいでしょ。
やらない後悔よりなんとやら、、
行くとこまで行ってみよう。